カリキュラム・担当教員

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カリキュラム

2022年度専門領域別科目「リーダーシップ開発力育成コース」の概要

目的

「大学生のリーダーシップ教育(開発)」を企画・運営するために必要となる基礎知識、手法や技能を習得することを目的とします。

学習目標

・大学生のリーダーシップ教育に関わる大学の教育ニーズを理解し説明できる。
・学術的研究成果や科学的方法論に基づいたリーダーシップ教育プログラムを企画・運営できる。
・実施したリーダーシップ教育プログラムを内省・改善できる。

授業方法

1)受講生は、学習項目1~5では、Web上の動画コンテンツを視聴し(20~30分間)、オンライン会議システム(Zoom)にアクセスし、リアルタイムで教員と受講生が相互作用を行う同期型オンライン学習に参加します(各60分間)。また、Web上で指示される課題に取り組みます(事前もしくは事後学習:各30~40分間)。各学習項目の学習時間は2時間となります。

2)学習項目6~9では、受講生が4つのチームに分かれ、各学習項目を分担して模擬授業を行います。模擬授業に先立ち、各リーダーシップ・スタイルについての動画コンテンツ(20分間)と講義(40分間)が提供されます。これらを参考にしつつ、チームごとに事前に授業準備を行った上で、実際の大学生を対象に模擬授業(振り返りを含む)を実施します(各60分間)。各学習項目の学習時間は3時間となります。また、担当してない回では、大学生と一緒に模擬授業を受講し、担当チームにフィードバックを行います。

3)学習項目10では、オンライン会議システム(Zoom)にアクセスし、リアルタイムで教員と受講生が相互作用を行う同期型オンライン学習(60分間)に参加します。また、Web上で指示される課題に取り組みます(事前学習:60分間)。

履修方法

1)学習項目1~10は必修です。
2)前記のコース必修学習項目に加え、希望により「自由選択学習項目」(他コースの学習項目)から8時間まで選択受講することができます。

成績評価方法

1)学習項目1~5・10:事前もしくは事後課題(小レポート等)によって評価します。具体的には、チェックリストを基に定量的に評価します。
2)学習項目6~9:以下についてチェックリストを基に定量的に評価します。

・模擬授業を担当する学習項目:模擬授業企画書(グループ課題)と小レポート(個人課題)
・模擬授業を担当しない学習項目:小レポート(個人課題)

各学習項目を100点満点で採点し、60点以上で当該項目を合格とします。専門領域別科目を全体として合格するには、上記の履修方法に従い、全ての学習項目に合格する必要があります。

学習項目 講師 時間 概要
1.イントロダクション 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
2.0必修 リーダーシップ教育に必要な以下の3つの考え方を共有します。 1)リーダーシップは、リーダーだけではなく、全員が発揮するものである、2)リーダーシップは、権限や権力がなくても発揮できるものである、3)リーダーシップは、生まれつきの才能よりは、日々の努力によって学習可能であるものである。
また、効果的なリーダーシップ教育を行うために必要な考え方・方法論の基本について、教員と受講生との間で共通の理解を形成します。
なお、実践的内容として、学習項目6~9の実施に向けて参考資料等を共有します。これにより模擬授業の理解を深め、チームごとに模擬授業準備の下地を整えます。
2.リーダーシップ研究の理解 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
2.0必修 最新のリーダーシップ研究に基づいたリーダーシップの定義について共有します。また、約70年間展開されたリーダーシップ研究の流れを概観すると共に、初期のリーダーシップ研究であるリーダーシップの行動アプローチと状況適合アプローチについての理解を進めます。講義およびディスカッションを通じて、学部生にリーダーシップの基本的な考え方を伝える力を涵養します。
3.リーダーシップ研究方法論 金 善照
(経営学部 客員准教授 福島大学 准教授)
2.0必修 社会科学の厳密な研究方法論を用いて構築されたリーダーシップに関する「理論」と、実務家が日々の職場での経験で身に着けた「持論」の相違点について検討します。確かに「持論」は経験型学習を設計することあたって欠かせない重要な要素です。しかし将来、高等教育機関でリーダーシップ教育を担当する皆さんにもいずれの時点では「持論」を「理論」として検証しなければならない瞬間が訪れるかと思います。本学習項目では、リーダーシップ分野の研究者が「理論」を検証していく三段階の研究プロセス(何が、どのように、なぜか)と、その結果得られた因果推論の三形式(単純因果関係, 媒介された因果関係, 条件付きの因果関係)について検討します。
4.リーダーシップ教育の理解 山口 和範
(経営学部 学部長・教授)
2.0必修 立教大学経営学部では、「ビジネスリーダーシッププログラム」(BLP)を2006年から持続的に実施しています。このプログラムの特徴は、以下の通りです。
1)1回性の科目ではなく、複数の科目を段階別に履修する一貫性があること、2)学外の実務家教員まで門戸を開放する包容性があること、3)教員の役割を「SA」と呼ばれる立教の在学生と共有する主体性があること。
しかし、このような大胆な企画が最初から成功したわけではありません。ここでは、立教大学経営学部がBLPを始まった経緯と現在に至るまでの試行錯誤、そしてその過程で得られたノウハウを共有します。
5.リーダーシップ教育方法論 舘野 泰一
(経営学部 准教授)
2.0必修 大学のリーダーシップ教育の理論的根拠は、人的資源開発(human resource development)にあります。ここでは、人的資源開発の下位分野として、リーダーシップ開発の手法と背景理論を概観します。そして、その実践例として立教大学経営学部の「ビジネスリーダーシッププログラム」(BLP)の教育事例を共有します。
6.リーダーシップ模擬教育研修1 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
3.0必修 現代のリーダーシップ研究の主なテーマである変革型リーダーシップ、オーセンティック・リーダーシップ、サーバント・リーダーシップ、シェアド・リーダーシップを学生に身につけるための教育プログラムを設計し、実施する演習を行います。各学習項目では、まず、上記のリーダーシップ・スタイルに関して担当教員による講義が行われます。受講生は、チームを組んで、各リーダーシップ・スタイルに関する文献に基づき、リーダーシップ教育の模擬授業を設計し、現役の学生を対象に実施します。この模擬授業に対し、担当教員と他の受講生チーム、および参加した学生によるフィードバックがなされます。
7.リーダーシップ模擬教育研修2 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
3.0必修
8.リーダーシップ模擬教育研修3 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
3.0必修
9.リーダーシップ模擬教育研修4 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)
3.0必修
10.まとめ 石川 淳
(副総長、経営学部 教授)

山口 和範
(経営学部 学部長・教授)
2.0必修 模擬授業準備のためのグループ活動を振り返ることで、リーダーシップ教育を高める上で重要な役割を果たす“体験後の振り返り”を自ら経験してみます。また、コース全体を振り返り、なおかつ授業に向けた創意工夫を受講者間で共有することで、リーダーシップ教育に向けたさらなる創意工夫を行うためのヒントを得ます。

担当教員

  • 山口 和範

    山口 和範(やまぐち かずのり)
    経営学部 学部長・教授

    担当学習項目:
    専門領域別科目「リーダーシップ教育の理解」「まとめ」 教育イノベーター実践演習科目「キャップストーン・プロジェクト」

  • 石川 淳

    石川 淳(いしかわ じゅん)
    副総長、経営学部 教授

    担当学習項目:
    専門領域別科目「イントロダクション」「リーダーシップ研究の理解」「リーダーシップ模擬教育研修1~4」「まとめ」

  • 舘野 泰一

    舘野 泰一(たての よしかず)
    経営学部 准教授

    担当学習項目:
    専門領域別科目「リーダーシップ教育方法論」

  • 金 善照

    金 善照(きむ そんじょ)
    経営学部 客員准教授 福島大学 准教授

    担当学習項目:
    専門領域別科目「リーダーシップ研究方法論」

  • 折戸 裕子

    折戸 裕子(おりと ゆうこ)

    受講アドバイザー

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